MISIAの新曲「ゆびきりげんまん」が、3月30日(土)21時から放送のテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻(とき)~服部金太郎物語~」の主題歌に起用されることが決定しました!
「黄金の刻~服部金太郎物語~」は、国産初の腕時計を作り上げた《東洋の時計王》・服部金太郎の一代記で、現在、あたりまえとなっている《正確な時間》の重要性に気づき、時計商を目指す服部金太郎の試練の物語。 服部金太郎の壮年期を西島秀俊が、青年期を水上恒司が演じる。さらには金太郎を支え続ける芯ある妻・服部まん役には松嶋菜々子の登場が決定している他、 金太郎の波乱の人生を彩る役柄を演じる面々として、山本耕史、濱田岳、吉川愛、そして物語をさらに奥深くする面々として船越英一郎、高嶋政伸、高島礼子といったベテラン勢の出演も発表され、日本を代表する演技巧者たちが集結することでも話題になっている。
主題歌として起用された新曲「ゆびきりげんまん」は、ドラマのストーリーに寄り添う形で制作された壮大なバラード。ジャケット写真にはSEIKOの時計塔が描かれ、3月29日(金)に配信シングルとしてリリースされる。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻~服部金太郎物語~」は、3月30日(土)夜9時より、テレビ朝日系24局にて放送です。ぜひご覧ください。
MISIA「ゆびきりげんまん」(SPOT)
MISIA コメント
「ゆびきりげんまん」は、未来への強い約束の気持ちです。
東洋の時計王と呼ばれた服部金太郎さんは、“目標や夢に向かい努力する”と自分自身と約束をし、“そんな自分を信じてくれた人たちの想いに応える”という約束を大切にし、“一秒一秒時を刻み、正確な時間を私たちに教えてくれる”という約束を守ってくれる時計を作った方だと思います。
自分を大切にして、出会いを大切にして、人を大切にする。そうやって人生という時を刻んでいこうとする服部さんの姿は、現代にも通じる大切なメッセージだと思い歌詞を書き下ろしました。
約束は、いつだって未来に向かってするもの。
この歌が、ドラマのメッセージを伝えるお手伝いができたら幸いです。
また、未来へ歩き出す人たちの応援歌となり、新しい「ゆびきりげんまん」になったら嬉しいです。
ドラマ主演 西島秀俊さん コメント
MISIAさんがドラマ「黄金の刻」の主題歌を担当してくださり感激しています。
情熱あるスタッフキャストと創り上げた物語の主題歌をMISIAさんという素晴らしいアーティストに歌っていだくことで、激動の時代を乗り越えていく人々の未来への想いをより深く感じるドラマになりました。
この素敵な曲を多くの方々に聴いて頂ける事を願っています。
テレビ朝日 ストーリー制作部
ゼネラルプロデューサー
服部宣之さん コメント
98年にはじめてLIVEでMISIAさんの歌声を聞いてから、いつか自分が手掛けるドラマで主題歌を歌いあげて欲しい…、26年という時を経て、ようやくその夢が実現しました。(私事で恐縮ですが、その時買ったカセットテープは今も大切に机の上に飾っております)テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻~服部金太郎物語~」は、東洋の時計王と呼ばれた服部金太郎の波乱万丈の生涯を描く物語です。
国産初の腕時計を作り上げ、度重なる困難を乗り越え、日本が誇る職人、経営者となった金太郎。その生涯を飾る主題歌は、日本が世界に誇るアーティストであり、時を超え、愛され続ける存在であるMISIAさんしか思い浮かびませんでした。
このドラマのために書き下ろして下さった「ゆびきりげんまん」は、「人生の出会いにはすべて意味がある」と考え、人と人との“つながり”や人が持つ“個性”を大事にした金太郎の生き方を優しく温かく応援してくださっているようで、
今からこの主題歌をドラマと共に皆さまへお届けする日が楽しみでなりません。優しくそっと背中を押してくれる春風のような主題歌です。
MISIA「ゆびきりげんまん」
LINER NOTES
3月30日(土)夜9時にテレビ朝日系で放送される「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」の主題歌として書き下ろされた今作は、「時間」がテーマになっている。 「『ゆびきりげんまん』は、未来への強い約束の気持ちです」と本人の言葉にもあるとおり、流れる時間に含まれる様々な人の想いや出会いをメロディと言葉に託している。
Aメロの繰り返しからサビの二段重ね、さらにそのセットのリフレインに大サビという曲の構成、そしてストリングスとピアノを中心としたアレンジは、一見シンプルでオーソドックスなものに思える。 しかし、その反復が曲全体で時を刻んでいるイメージに重ね合わせた作りになっている。 細かく刻まれるハイハットや効果的に織り込まれるスタッカートのフレーズなどにもそうした意図が組み込まれているのがわかる。 もちろんそこまで意識しなくとも、自然と時の流れのなかに身を置いている感覚になれるのがこの曲の優れた点だ。
そのための大きな役割を果たしているのが歌詞に他ならない。「約束」という未来への意志のなかには、これまで紡いできた過去が含まれる。 そして約束をしているのは今という地点だ。過去と現在と未来を「約束」という言葉で結び、さらに出会いという奇跡やそこから生まれる様々な感情で色付けすることで、この歌詞は普遍的な物語としての強さを獲得している。
ドラマ「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」は、“東洋の時計王”と呼ばれ、日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者である服部金太郎の波乱の人生を描いた作品だ。 膨大な数の部品が精密に組み合わさることで初めて時を刻むことができる時計は、まるで人生の縮図のようだ。誰もの人生が誰かとの関わりで成り立っているということをそこから読み取るのはそれほど難しいことではない。
〈僕らは夢の途中 遠回りも近道もない選びいく道 出会い 別れ 繰り返し かけがえのない時を 刻みながら〉
「ゆびきりげんまん」――それはMISIAの描く希望そのものに思える。
テレビ朝日ドラマプレミアム
「黄金の刻~服部金太郎物語~」
3月30日(土) 21:00〜放送 (テレビ朝日系24局)
https://www.tv-asahi.co.jp/ohgon_no_toki/